2024年1月みこころの道
新しい年を迎えての最初のみこころの道でした。
日時:2024年1月21日 14:00~16:00
場所:渋谷・聖心会第五修道院
講演者:シスター青木由紀子 タイトル「神の国の小さな始まり」
講話は昨年のクリスマス後、新年を迎えイエスの誕生の温もりがまだ心に漂っている時、その数日後に甚大な地震が北陸地方を襲いました。
そして、遥か2000年も前、待ち望んだイエスの誕生のすぐ後、2歳以下の男子が殺害されたという悲劇が聖書に語られています。私たちの住み家、この地球では、まさに光と闇の連鎖が繰り返されています。
その意味でもシスター青木由紀子が話された、この世の「神の国の小さな始まり」に聞き入りました。
旧約時代に
〇イザヤの預言9:2 ≪暗闇の中を歩む民は大いなる光を見た。死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた」とあります。
新約時代に
〇マタイの福音1:21 ≪見よ、おとめが身ごもって男の子産む。その名はインマヌエル。神はわれわれと共におられる≫ということが実現していることを指摘されまた。
「小さき者となられたイエス」は人々の心に大きな喜びを与える存在となり、それは「からし種のように大きく成長する。またパン種に似ている。小麦粉を入れると大きく膨らむ」といった譬えは小さき者が人々に与える喜びがさらに広がって大きな輪になることの尊さが語られる。「天の国はまさにこのようなものである」と。
シスタ―青木由起子はとても良く準備し、一人ひとりに冊子を配布して下さり、いつまでも手に取って、シスターの講話を思い出すことが出来ます。
講話の後、楽しい分かち合いがありました。例えば「神にどうしたら出会えるのでしょう・・」とか、「小さな力が及ぼす影響は大きい・・」ことに感動がありました。これと同じような感想が数人からありました。
文責:シスター菅野敦子