2月のみこころの道

2024年02月28日

2月18日(日)みこころの道 白梅のほのかな香りが漂い、若者たちは金田さんの話を聴き、それにより心を満たし、分かち合い、その後お茶をしながら夕暮れ時を迎えるまで、自分の人生の転換期の話ができ、楽しい集いとなりました。

時 間 14:00~17:00 
参加者 対面8人、ズーム2人
講演者 金田尚子さん 現在ローマ所在。国連のWHPで勤務

内 容 
国連WFPとは
国連世界食糧計画(国連WFP)のことで、仕事内容は飢餓のない世界を目指して活動する、国連の食料機関です。               干ばつ、洪水、地震、ハリケーンや農作物被害などの自然災害の緊急事態が発生した際には、いち早く必要とされる場所に支援を届けることに従事する仕事です。
金田尚子さんの人生の転換期
最初は物流会社に入社されました。その仕事に携わって数年間後、これまでのご自身の仕事を振り返った時、どんなことをしてきたのかが分かったそうです。そして「これまで働いてきた自分の専門性を生かし、戦争や干ばつで飢えている人々への食料支援など、人道的支援にもっと関わって働きたい」という高いmotivationが出てきて転職することになりました。これが彼女の転換期となったとのことです。
転職することによって、今までの仕事との繋がりがさらに深まったことで意欲が増したとお話くださいました。「自分が優れているからこの仕事をしているということではなく、多くの方々の沢山の助けがってのことであり、共にWFPの仕事をしている仲間に支えられているから出来る喜びを感じている。」と金田さんがご自身のご体験を飾ることなく話してくださいました。真実が伝わり、彼女のお人柄を深く感じる講話になりました。

文責:菅野敦子