主の呼びかけにこたえて
2019年04月04日
昭和二十三年七月から五年間、小林聖心女子学院で掃除等シスターズのお手伝いをしている間に、主よ、あなたは、私を呼び招き、「私と共にいてくれないか・・・」と招いて下さいましたね。私は、そんな値打ちがなく、勿論、能力がないと断ったのですが、「おまえの母の胎内にやどる以前から私は、いつも見つめて見守っていた。何もしなくてもよい。必要なことは、全部、私がやるから。私に任せなさい。唯、私と共に、傍らにいてくれないか」と。感極まっておそるおそる「はい」と、何もわからないままに返事をした私でした。
それから聖心会のシスターとして五十余年間、主よ、あなたは限りない慈しみと愛の赦しによって、幸せな日々を与えてくださいまして、深く、深く、感謝しています。
あなたのはからいは不思議で、極めがたく、生涯、この聖心の学び舎で最高の幸せ者にしてくださいました。貧しく、小さな、罪深い私を。逃げようとしてもあなたの右の手で固く、掴んで。
すべての栄光と賛美を聖心にお捧げします。聖母のみ手を通して、聖マグダレナ・ソフィアの取り次ぎによって。アーメン。
主よ、甘えさせて頂き、ありがとうございます。 (Y.O.)