2月のみこころへの道

2020年02月20日

2月16日、みこころのへ道は、コロナウイルスの不安が漂う中ではありましたが、実施しました。参加者の中にはウイルスに掛かった人はいませんでしたが、人の集まりを用心して参加を遠慮した人、風邪などの理由で5人の欠席者がいましたが、4人の参加者は、元気でイザヤ書63章7~14節まで皆で声を出し、回し読みをしました。わたしたちが「神さま」と言っている「神様とは」どのような方で、その本質的なものはどこにあるのかをイザヤ書に求めてみました。今日のこの箇所には、丁度私たちが求める問いに応えてくれているようなものがあります。「主の慈しみ」「主は父」というテーマは、私たちの心に響き、神様がご自分で人を創られたことへの優しさと、どんなに悪い私たちでも見捨てない程の神の愛を感じていくことが出来ました。出エジプト記3章7節には神はイスラエルの民の苦しみを「見た」。叫びを「聞いた」。痛みを「知った」とあります。神はこのような方であると示しています。旧約聖書を読むことで、新約聖書で福音史家が語るイエスの言葉の背景に触れます。深まります。そしてイスラエル人にとって、モーセがイスラエル人をエジプトから導き出したこと、このことが「神の業」。彼らの体験となり、彼らにとって忘れ得ない「出来事」となっているのです。このことを知ると神様の愛が見てくるように思います。講師はシスター菅野敦子でした。