今月のみことば(10月)
2019年10月02日
マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。
(ルカによる福音書2章19節)
10月はロザリオの月、また10月20日には、会が大事にしてきた「感ずべき御母」(マーテル・アドミラビリス)の祝日を迎えます。福音書の中にしばしば登場する「思い巡らす」聖母マリアの姿、それは出来事を静かに受け止め、神との内なる対話の内に、その意味をゆっくりと味わっていく姿勢です。即座に解答や効果・効率を求められる現代社会にあって、このマリアの姿を生きていくことは、何か新しい価値を生み出す契機となるのではないでしょうか。
写真は、現在のトリニタ・デ・モンティにある「感ずべき御母」の原画ですが、作者のポーリン・ペルドロゥrscjは、この他にも生涯にわたって、様々な「感ずべき御母」の絵を描きました。こちらもご覧ください。
https://rscjinternational.org/news/mater-through-years-pauline-perdrau
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