3回のZoomミーティング-みこころへの道

2020年09月25日

コロナウィルス禍にある現在、3回目のズームを開きました。

第1回目はただ集まり、「みこころの道」で集まれなくなったことの残念さを話し、コロナ後の生活の変化を語り合いました。

第2回目は、コロナ拡大にあって私たちの希望が見えにくくなってきた「今」だから、イエスが私たちを励まし、「どのように生きるか」を促すマタイ5章の「地の塩・世の光」について考えました。

第3回目は、終戦記念日戦没者追悼式8月6日に行われた広島市長松井一實氏のスピーチの内容を読み、「広島原爆投下」の背景について、「広島原爆投下後、小学生時に原爆地を訪れた時の個人の体験」について話しました。参加者に「今まで戦争について聞いたこと」、この夏「戦争に関する映画」、「ドキュメンタリー」、新聞やテレビの報道を通して≪考えたこと≫、≪感じたことを≫ を分かち合ってもらいました。戦争体験のない若者たちは皆、「見たこと」「聴いたこと」を伝えていくことの使命を強く感じ、教皇フランシスコの言葉(※1)、緒方貞子さんの言葉(※2)を心に留めていました。時間の限られた中で、充実した話し合いでした。

今日は6人の参加でしたが、出射さんは残念ながら少し早めに退場なさいました。訳あって。今日の写真には彼女は映っていません。

朗報です。「みこころの道」グループの出射さんが目出度く、10月に結婚なさいます。長い間「みこころの道」グループで存在感を示し、積極的に参加なさり、仲間をリードしてきてくださいました。出射さんを失うことは、私たちにとって、大変寂しいことですが、彼女の幸せを願い、神さまが豊かに家庭生活を祝福にして下さいますようにお祈りいたします。💖🌹

訳あってとは、結婚相手の方の出身地島根県出雲へと急がれたためでした。

文責:菅野敦子


※1 昨年来日時2019年11月の広島での言葉「思い出し、ともに歩み、守ること。この三つは倫理的命令です。」

※2 「(文化、宗教、信念が異なろうと、)大切なのは苦しむ人々の命を救うこと。 自分の国だけの平和はありえない。世界はつながっているのだから。」